S13使用構築 [最終2106 ・ 34位] †命中安定カバルカバンギラスタン†
やっはろー!
みのり♪でーす♪
記事を読みに来て頂きありがとうございます✨
シーズンお疲れ様でした♬
今回もルカリオの選出率が6~7割とたくさん出せる構築で結果出せたので、さっそく使い方、戦い方を解説していきます^^
ボルトやカバ・ナットで水や地面・電気の一貫を切りつつサイクルを回しながら相手を崩し、フィニッシャーにメガルカリオを迎えたスタンダードな構築に仕上げました。カバルカカイリューと並べることで相手のミスを誘えるのもベター。
(ただし、バンギラスはファイアローと入れ替えながら使用していたため合わせて紹介する。レート2000まではアロー、2100到達はバンギラス。)
・目次
⭐構築ができるまで
✳細かい採用理由は後述
1.最も好きなポケモンである物理型のメガルカリオから組み始める。
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2.物理ルカリオはインファイトを撃ち逃げする戦法が最も強いと考えている。また、積んでもミミッキュに止められて面白くない。2つの理由から、攻め寄りのサイクル構築を目指すことに。
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3.ルカリオの引き先になれ、相性もいいカバルドン。パーティーのゴツメ枠*1で、クッション役。
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4.ルカリオとの相性補完がほぼ完璧なカイリューも採用。①ある程度のサイクルを想定していること、②崩しが欲しいことから持ち物は鉢巻き。
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5.対電気・水に不安が残るのでボルトロス@チョッキ。ルカリオとの相性も抜群で、ボルチェンでサイクルも回せる。
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6.胞子の一貫を切りキノガッサにアドを取られにくい・テテフを受けられる・水に強い。この条件を満たす鋼枠としてナットレイを投入。
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7.最後の駒はカイリュー以外に一貫している炎に強く,ここまでで不足する崩し*2を強く行える悪zバンギラス。これで構築が完成。
✳ただし、バンギの枠はファイアローと入れ替えながら回していた
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- ファイアロー@ヒコウz
この構築の苦手なジャラランガやカミツルギ,アーゴヨン,ウルガモスをストップでき、ギルガルドに強いことを高く評価。構築の穴埋めとしては適役だったが、崩しに若干不安があることから、環境に合わせて入れ替える、という形になった。
⭐コンセプト⭐
- 欠伸やボルチェン、ステロ、宿り木でサイクル戦を有利に進めルカリオを通す。
- 積みポケを止めに来るストッパーを誘ってカバナットで受けきる。
- 対面(潰し)・受け(耐久)・崩しの3要素をバランスよく取り入れ、相手に合わせた柔軟な選出や立ち回りが可能なスタンダード構築を目指した。
⭐ 個体説明・採用理由
♢メガルカリオ
⭐詳しくはこちら⭐
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- 相棒。最上位メガと比べると汎用性は劣るが、代えのきかない性能と魅力を持っている。物理型なのはサイクル戦の中で安定して負荷をかけていく*5ため。
♢霊獣ボルトロス
♢H 16n-1
♢HD C特化リザYのオバヒ最高乱数切り耐え*9
(≒ステロ+アゴの竜Zをほぼ耐え*10る)
♢C 10万でオボン水ロトム確定3発
♢S 最速70族抜き
⭐詳しくはこちら⭐
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- 持ち物は蓄電を最も活かせ、対電気の役割を安定させる突撃チョッキ。チョッキのメリットとしてリザYやメガゲンガーに競り負けず、役割対象から水zを受けても崩れない。
♢カイリュー
♢H 16n-1
♢A 特化 逆鱗でHBクレセを91%の高乱2発
♢S 4振りロトム抜き
♢HD:珠ゲッコウガの冷凍Bをそこそこの乱数で耐える *14
- なお、地面技が無効である(=飛行枠)ことが重要なので、この枠がミミッキュに変わることはない。
✳最近は特殊1本に絞った珠ゲッコウガ*16が増加し、珠冷凍ビームで乱数勝負になることが増えたように感じた。そのためAを削りDに回した方が良い。しかし、そうするとクレセやHBリザYへの神速の乱数が変わるので悩みどころ。
♢バンギラス
選択候補技:エッジ/地震/炎P/けたぐり/挑発/岩石…
☆参考☆
(無断リンク申し訳ございません。問題ありましたらお申し付けください。)
裏のエースを務める身代わり持ちの悪Zバンギラス。
①ギルガルドに強い
②炎の一貫を断ち切る*18
③低速サイクルへの崩し・制圧の3つが主な雇用理由。
基本的に裏エースだが、相性も良くメガとZが喧嘩しない。そのため、ルカリオと同時に選出することもでき、柔軟性と汎用性を損なわない点がポイント高め。
この枠は候補がいくつか考えられるが、終盤にツルギ/ジャラが減り、逆にガルド入りが多いと予想したためこの型のバンギラスを採用する運びとなった。
・技構成について。
噛み砕く、竜舞、冷凍P*19は役割から確定。この3つで完結しており、残りの枠は自由である。
身代わりの理由は①低火力ポケを起点に変え、ガルド対面を有利に進めることができ、②様子見で身代わりをして、最適なタイミングでZ技を放つことができるから。
Zを切るタイミングを選べるのがとても強い動きであると感じた。代償として技範囲を失うが、補完採用であること・悪技の一貫性の高さから困ることは少なく、役割重視の技構成となった。
今期は特にガルランド+ギルガルド,マンダガルドが上位に多かったので、ガルド対面身代わりを押すことで簡単にアドバンテージを稼ぐことができた。
・ 受け回しへの圧力がとても高く、用心棒かつ誤魔化し枠のゲンガーに有利な点も強力。このポケモンを入れてから一般的な受け回しには負けなくなった。
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♢ファイアロー
♢HD:無振りドヒドの熱湯高確率で2耐え
♢A:余り
♢S:ゲッコウガ抜き
⭐詳しくはこちら⭐
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⭐ポイント整理⭐
①カバとボルトが構築の要
- カバで物理ポケを削り、ボルトで特殊ポケの相手をする。欠伸やボルチェンを持つこの2体でゲームメイクしながら、フィニッシャーとしてルカリオorバンギラスを通すというのが基本の動き。イメージとしてはバシャーモサンダーナットレイ構築に近い*20。
②相手視点でカバルカカイリュー(=展開構築)に見えることを利用する
③カバ・ナットの使い方
④神速逃亡*25選出
受け回さずに対面選出*26をすることもある。
1)選出段階でサイクルを回せないと判断した時
2)攻めに前のめりな構築を相手にした場合
3)神速が一貫している時
上記のいずれかの条件を満たしている時は、受けを捨てて神速連打で上からしばき叩くのも有効。
攻撃は最大の防御なり。
⭐神速逃亡の参考動画
✳立ち回りの参考になりそうなライバロリ様の動画を厳選しました。教科書にオススメ。(全てORAS時代の動画ですが、今とほぼ変わらないため十分勉強になると思います。)
www.nicovideo.jp
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
⑤受け構築の崩し方
受けといっても様々なタイプがあるので一概には言えないが、純正受け構築なら基本的にボルト+カイリュー+ルカリオorバンギラスで戦う。
ボルチェンで有利対面を作って、高火力物理二枚で役割集中*27を行い強引に崩す。
EX)ボルチェンでカイリューとラッキーの対面を作り、逆鱗で受けに来る物理受けを疲弊させ、もう一枚の物理アタッカーで完全崩壊を狙う。
⭐立ち回りのコーナー
・受け回し相手には役割集中で突破する。如何にして有利対面を作り、誰を起点に崩していくかのゲームプランを選出画面で描くのが大切。
受け+対面のような構築の場合は選出じゃんけんになるが、その場合は無理に崩しを狙わずサイクル戦を仕掛ける。多くはこちらの崩し枠を意識して対面選出しかできないからである。
・クチート軸、メタグロス軸、ギャラドスなどの物理アタッカーがメインの構築が相手ならカバルドンとルカリオはセットで。ゴツメで削ってルカリオでしばき倒す。大概は安定行動でサイクルを回せば勝てるが、ダメージレースで劣勢だと感じたら交代読み交代も積極的に行いたい。
ルカリオを強引に受け出しサイクルカットを決める場面もあるため、ダメージ感覚含め神経を研ぎ澄ませ、リスクリターンを熟慮したうえで行動を決めること。読む必要のない場面で深読みしたり、いわんややる必要のないヤンキープレイをしたりしないように。
危険な選択をするときは「もうそれでしか逆転の手段がない、これを決めないと勝てない」というような追い込まれた場面でのみするのが吉。(もちろん人読みや再戦など確信がある場合はやってもOK)
- ボルトVSランド。岩石ステロで仕事されながらもめざ氷でランド突破。アーゴヨンが出てくる。
- ボルトVSアーゴヨン。悪巧みかヘドロウエーブを打ってくるのでめざ氷を一発入れる。(岩石+ヘドウェも耐える)
- ルカリオから出し神速でアゴを処理。ギャラドスが出てくる。
- ルカリオVSギャラドス。構わずインファで突っ込む。ギャラは龍舞。
- ここで威嚇解除を兼ねてカイリューに引く。ここでは滝登りと地震しか飛んでこないため安定して交代が決まる。
- 後は神速連打で勝ち。途中でカイリューに下げる動きは警戒されないため100%決まる。負けるケースはランドがいきなり爆発してくる場合などだが、ほとんど事故なので気にしなくてよい。
⭐苦手なポケモン・並び
ジャラランガ
→Zを止める手段がないため厳しい戦いを強いられる。誤魔化し方としては、ジャラzを積まれる前にルカリオを対面させたり、カイリューで処理する。ジャラzの通し方が甘いプレイヤーがそこそこ多く、勝率は5~6割程度*29。
予想通り数も少なかったから助かった。
身代わり穏やかサンダー@残飯
→勝てなくはないけど面倒な相手。ナットレイとのPP勝負になる場合が多かった印象。六世代なら放置してコンビニ行ってた。ボルトは毒殺される。バンギは先に展開できるなら勝てる。
毒羽マンダ
上手く立ち回らないと全員毒殺される。
明確な誤魔化しルートはない。その場の立ち回り次第。
メガルカリオ
型の見極めが重要。読み違えると負ける。
⭐結果
↑↑の結果になりました。
今までで1番高いレート,順位を取ることができて大満足でした!!人口が少なくレートを上げるのが難しい現状では悪くない成績だと思ってます。パーティーの方もカバルカカイリューとバンギランドルカリオアローを掛け合わせたようなメンツでとても気に入っています✨
改めてシーズンお疲れ様でした。
またどこかでお会いしましょう✨
ばいばい👋
質問等あればこの記事のコメント欄かTwitterまで。(DM・リプ・質問箱どれでも可)
→@minoripoke
⭐参考文献・参考動画
私のポケモンの教科書です。感覚で分かっていることが言語化されているので、1度目を通してみてはいかがでしょうか。
note.com
www.ponz-poke.com
www.ponz-poke.com
www.nouthuca.com
↓↓ライバロリ様の動画集。選出立ち回りの勉強、昔のライバロリ氏を知りたい方にどうぞ。
minoripoke.hatenablog.com
*1:サイクル戦をするルカリオ構築において、ルカリオの確1範囲を広げるためにゴツメ持ちは必要だと考えている
*2:物理ルカリオではガルド・ドヒドイデ絡みのサイクルを崩しにくい。
*4:ルカリオ・カイリュー・ボルト・バンギは積みそうに“見える”
*5:気合玉は外すため、特殊型はサイクル戦に向かない。
*9:副産物的なモノで余りを回しただけ
*10:神速圏内に入れたいときに役立つ
*11:カバルドンがいるが、カバは物理受けであり特殊電気の相手をするべきではない
*12:カバルドン、ゲッコウガ、カプコケコのじゃんけんが顕在化してきた
*13:ボルトチェンジはサイクル志向で対面志向の技でもある。役割を遂行しながら交代先にも対応できたことになり、対応範囲を広げることができる
*14:確定で耐えるにはDに60振る必要あり。
*15:対策が1枚だけだと選出を読まれ不利になる。その上選出が縛られ窮屈になってしまう。
*16:今までは珠ゲッコウガはAとCに振り分ける両刀のイメージがあった。そのため珠でもカイリューでほぼほぼ勝てていた。
*19:エッジはグライランドに通らないため無し
*20:サンダーとナットで飛行や水の一貫を切りつつ相手を崩し、フィニッシャーにメガバシャを迎えたスタンダードな並び。宿り木やステロ、ボルチェンなどを使用してサイクルを優位に進める
*21:別名積みリレーとも。先発のポケモンで後続が積み技を安心して使えるように起点を作り、2匹目で積んで全抜きを狙う。もし2匹目が倒された場合、その倒した相手ポケを起点にして3体目で積んで全抜きを狙う。
*22:例えば、相手視点では起点カバに仕事されることを嫌って水タイプを初手に投げてくることが多い。その場合、裏にボルト対策を連れてきていると容易に推測できる
*23:特にルカリオとバンギラス,カイリューはスカーフ持ちやミミッキュにストップされやすいという共通の性質がある
*24:例えばミミッキュのzを吐かせるなど。zを消費したミミッキュではルカリオを止めにくい
*25:ライバロリ氏がよく使う戦法。神速や先制技を駆使して戦う。
*26:例:ルカリオ+カイリュー@1。具体的には数的有利の状態を作り、相手が死に出ししてきたポケモンに裏2枚から有利なほうを出す。これを繰り返して残数でリードし、そのまま神速連打で逃げ切る形で試合を運んでいく
*27:こちらのアタッカーに共通する受けポケに対して、二枚以上の攻め駒で集中砲火を行い過労死させる戦術のこと。
*29:元々厳しいため半分も勝てれば十分