素催眠ゲンガーについての所感・分析【2021年更新】
皆さんアローラ!
お久しぶりです、みのりんでーす。♪
最近は記事を書こうにも書くネタがなかったのですが、最近の香ばしい話題である「素催眠」についての所感を書きたいと思います。
・目次
☆定義~素催眠とは~
重力などの起点を作らずに催眠を“素で“ぶっ放すこと。主にゲンガー,デンジュモク,フシギバナがよく使ってくる印象。
元々は重力から展開する戦術であったが、これは戦法が知られていないからハマっただけであり、その存在が広く認知されると素催眠を撃たざるを得ない場面が増えた。それなら起点役に一枠割くよりも素催眠のがよくね?となったのが成り立ちである。
2019/9/18日現在のPGLデータ。3割近くのゲンガーが催眠を所持しているとは驚きですね((((゜д゜;))))。数シーズン前までほとんどいなかったのにどうしてここまで増えたのでしょうか。
☆なぜ流行っている?流行る条件は?
ポケモンシングルバトルでは不定期に突如催眠が流行する時期*1があります。私はこれを見て、催眠が流行するには大きく分けて2つほどの条件があると考えました。それを説明します。
①サイクル構築に一貫する崩しが確率されていない時
1つ目の条件。XY環境の終盤やSM期の催眠の流行はこれが原因だと思われる。具体的に述べると、SM環境では崩しが“一度きりの“大技であるZ技に依存しやすく、タイプ受けで受けられるとリソースが枯渇して挽回するのが難しい。さらに崩し役のポケモンは対面性能を損なう事がほとんどで、崩し枠をZなどで潰されるだけで不利になりやすい傾向にある。そのためサイクル構築が主流になっていたのだが、サイクル構築はタイプ補完がしっかりしており一貫する崩しが未開拓であった。そこで、手軽に裏まで一貫する崩し技である「催眠」が登場することになったと感じている。XY環境も理屈は同じで、ゲンガーでガルーラスタンを相手しようとするときに、「鬼火」や「気合い玉」では裏の炎枠には一貫せずに崩すのに苦労する。ここまで来れば同じ流れで裏まで一貫する「催眠術」が増えた。
②多様化・複雑化した環境下での「誤魔化し」
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現在のシングルレート環境はとても多様化・複雑化している。例えば、第七世代で多くのポケモンに参戦権が与えられた事であったり、Z技による不意の役割破壊の増加だったり、はたまた単純な型の多様化だったりである。そうすると「この構築(選出)では相手のゲッコウガやウルガモスが〇〇zだったら対応できない」事が起こり、複数のポケモン・型を切って戦わなければならなくなる。そういった問題を、机上論6割で解決することができる素催眠が台頭してくるのは理にかなっているとも思える。
これこそが,多様化・複雑化し,簡単に勝つことが難しい成熟し停滞した現環境で「素催眠ゲンガー」が増殖した原因であると考えている。
☆催眠ゲンガーの難しさ・理不尽さ
この記事を書くために数戦催眠ゲンガーを使用してみたのだが、その感想を端的に指摘しているくれている「立ち回り甘め」というブログがあるのでそちらを引用。
このポケモンの難しい所は身代わりを盾にどれだけ催眠が打てるか、またどれだけ催眠を打たずに勝てるかというところにある為、選出や立ち回りを甘えると6割勝負になってしまうところ、そして甘えていても催眠が当たれば勝ててしまう所にある。
結局のところ当たったら勝ち,外したら負けという大味な展開になりやすい印象。
立ち回り甘えてるやつに催眠で負けると萎えるよね。あと「対策しないのが悪い」「対策は簡単」とか言ってる人を見ますが、そんなモノは優秀な1部のプレイヤーにしかできないと感じていて、完璧な対策は難しいのが現状だと思います。
↓催眠ゲンガー対策については下記を参照
【ポケモンSM】催眠ゲンガーの対策を考える - エンジョイ勢がなんか言うだけ
☆見解
・ここ最近は「素催眠ゲンガー」入りの構築で結果を出す人が増えている。高レートで結果を出した人は、どの場面で催眠を使わなければならないのかの見極めが当然上手く、乱発するようなことはしていない(最上位が格下相手に乱発していてはレートは上がりきらない)。そうして構築記事が出回ると、上位の情報が低レート層まで波及する。その構築記事及び結果だけを見て,催眠の採用意図もよく理解せず、「テキトーに催眠すれば勝てるんだw」と勘違いした人たちがレートで闇を見せているのだろう。
そういう輩を減らすためにも、構築記事を書くなら催眠の採用理由をしっかり明記して欲しい。催眠術の記事を見てみると、詳しく言及されている記事が少ない。あまり触れたくないのかもしれないが、結果を出して記事を書くのなら論理的に説明して欲しい。(書いてあったとして催眠を許せるかは別だが)
例)
(A)起点構築では殴り合い性能の低い起点役を用意しなければならず数的不利を取りやすいので、それを覆せる催眠ゲンガーを採用した。
(B)ガルーラに対し道連れを連打している最中に催眠を打つことのリスクがほぼないので、道連れ択の確率を排除するために催眠術を採用した。(六世代)
(C)構築的に厳しい相手への全対応・誤魔化しとして催眠を入れた。
…などなど。
☆おわりに
最初から運に頼ろうとするプレイヤーが最近明らかに増加していると思う。第7世代の環境を3年近く続けてきて結局結論(に近い)が「素催眠」だなんて悲しいし本当にしょーもない事だと感じています。素催眠に頼ることは簡単です。でもその前にもう一度構築段階で起こる問題に催眠以外の解決を考えてみてもいいのでは?それがポケモンの醍醐味の1つだと私は思います。
…元々から強いゲンガーがワンチャン技の催眠持ってるのおかしいだろ。浮遊に戻して催眠没収しろ。浮遊ゲンガーでグライをボコりたい。
☆余談
…………
ところでお前ら女体化催眠って知ってるか??催眠で女になって気持ちよくなることだ。
女体化ってすごくいいよね…
私もこんな風に未知なる女性の快感に打ち震えながら失禁したい。そしてメスイキしたい。
ー完ー
☆他にはこんな記事書いてます。見てくれたらうれしいな♪
minoripoke.hatenablog.com
minoripoke.hatenablog.com
minoripoke.hatenablog.com
minoripoke.hatenablog.com
☆参考文献
シータのタンジェント 催眠ゲンガーから見る現在のシングル環境
TLでの『素催眠』の誤解が尋常じゃないので - 五世代の亡霊の怨念
シーズン8~9で素催眠珠ゲンガーが増減した理由の勝手な推測【雑記】 - たいしたものではないのです
【ポケモンSM】催眠ゲンガーの対策を考える - エンジョイ勢がなんか言うだけ
からすぽけ 人間やめました。(リンク先の記事が消えていたのでブログ名だけ)