ミノリぽけ♪のメモリーカード

ライバロリに憧れるルカリオ使いのブログ  ご気軽にどうぞ🎵

2000達成 自慢の飛行zファイアロー育成論

皆さまこんにちは♪ミノリです。
今回は私が最近使っていたドヒドイデを突破できる飛行z型のファイアローについて書きます。軸は厳しいですが、構築の補完としてのポテンシャルは秘めていると思います。
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↓使ってた構築
minoripoke.hatenablog.com
↓別の型アロー記事。こちらも参考にどうぞ
minoripoke.hatenablog.com

⭐はじめに・アローとは

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素早さが高い以外は平均程度の種族値だが、かつては特性疾風の翼による先制ブレバや羽休めで環境を席巻*1していたポケモン。しかし、第七世代で「疾風の翼はHP満タン時のみ発動」する仕様変更になり、大きく弱体化。また、同時にカプ・テテフなどアローに強いポケモンが追加され、レート環境から姿を消した。

⭐この型が生まれたキッカケ

ルカリオ構築の苦手なポケモン*2に強く出られ、かつルカリオで崩すのが難しいドヒドイデを崩せる*3ポケモンを探していた。そこで上から殴れて挑発と剣舞を使えるファイアローに注目した。しかし、普通のASアローではドヒドイデを崩すことは困難である。そこで、熱湯を高確率で2回耐える調整を施し,挑発と剣舞を組み合わせて飛行zでヒトデを倒せるこの型ができあがった。飛行zなので最低限の汎用性もある。

⭐ 採用理由~この型の強み~

止めにくいポケモンへのストッパー

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ジャラランガカミツルギウルガモスアーゴヨン(HPが十分残っていれば)*4ゲッコウガなどの止めるのが難しいポケモン達へのストッパーになれる。特に、フェアリータイプを使わずともジャラランガを止められる点・雨パエースに雨が降っていても先手を取れる点は魅力的。
 

カバルドン展開を阻害できる

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起点カバルドンでステロを撒いて展開してくる戦法には強め*5挑発でカバを封殺し、剣の舞を積めばゲームの流れを大きく引き寄せられる。もちろんゴツメカバにも強い。ただし、カバマンダには威嚇で上手く捌かれてしまうため崩すには少し工夫が必要。

ドヒドイデ絡みのサイクルを崩せる

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熱湯を2回耐えて、挑発で黒い霧を防ぎながら剣舞を2回積んで強引にドヒドイデを突破可能。タイプ的にドヒドイデ側がアローに対して有利に“見える”ため、この動きはかなり決まった印象。(他にも岩石封じがなければ)グライオンも起点にできる。

⭐~ミミッキュとの差別化~

役割の似ているミミッキュとの差別化を説明する。

1.上からストップできる。

ミミッキュは皮込みで耐えながら戦うことが多く、技の追加効果を引いてしまいがち。逆にファイアローは上から叩けるため、追加効果や怯みがなくストレスフリー

2.ドヒドイデを崩せる

ミミッキュではドヒドイデを崩すのは難しい。アローはストッパーとしての役割を持ちながらドヒドを崩しにいける。

3. 止められる範囲が若干違う

木の実持ちのウルガモスカミツルギミミッキュでは止めにくい。アローなら止められる。

4.ステロの痛さ

当然ステロが入ると性能が半減してしまう。元々の素早さからある程度はカバーできているが、やはりミミッキュは皮が剥がれない点が偉い。

⭐型の紹介

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H:2nー1
10nー1 珠ダメ最小*6

H-D:ドヒドの無振り熱湯二発を8割方耐える(運が悪いと耐えない)

A:余り

S:ゲッコウガ抜き

確定技:ブレイブバード/挑発/剣の舞
候補技:フレアドライブ/羽休め/鬼火/蜻蛉返り
・持ち物は疾風の翼と相性のいいzクリスタルで確定。ブレバの反動を踏み倒しながら高火力を先制技としてぶつけることができる。上手く使えば2回疾風の翼を起動させられる
ドヒドを崩すためにもz安定。

[説明・立ち回り]

①初手に投げてカバルドンの起点を阻止しに行く
②後ろからストッパー・一掃要因として投げる
の2つのパターンがある。
 起点を阻止した後は剣舞を積むか交代して試合を進めるか選択できる。一掃要因として動く場合は先に相手を疲弊させておきたい。というのも、火力はお世辞にも高いとは言えず、ステロや味方での荒らしが必要になるからである。

[技考察]

・>確定技

メインウェポン。疾風の翼を活かせる技であり、ドヒドイデに等倍で通すために必要。

  • 挑発

ドヒドイデの黒い霧・カバの補助技を妨害するための技。その他低火力ポケモン無理やり起点に変えることもでき、害悪系にも強い。
高い素早さと相性がいい。

  • 剣の舞

舞+zで崩すために必須。これがないとコンセプトを満たせない。

候補技

もう1つの一致技。鋼タイプを役割対象にしたいならばぜひ欲しい。私はギルガルドを突破したかったためこれを採用した。

  • 羽休め

場持ちをよくできる回復技。
起点にできる範囲がかなり広がり、ブレバの反動もカバーしやすくなる。

  • 鬼火

挑発との選択技。
羽休めと合わせて物理ポケモン全般を起点にできるようになる。ただし、挑発を抜くと当然ヒトデを崩すコンセプトから外れるので注意。

  • 蜻蛉返り

サイクルを回せる便利な技。
不利対面から撤退しつつ有利対面を作れるのが偉いが、この型でやるのは微妙。

⭐欠点

  • 火力が足りない

数値が足りないので火力も物足りなく感じる。しかしこの問題点は役割を絞る,味方でのサポートや先制技を絡めることでそこまで気にならなかった。そもそも補完採用なのだから役割対象以外は相手にすべきではない。

  • ステロが痛い

ステロが入るだけで半分削られるのは痛い。長期的なサイクルは不利になるので短期決着を目指したい。

カプ・テテフがいると疾風の翼を封じられてしまうため厳しい。大人しく後続に任せよう。

⭐~相性のいい味方~

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メガルカリオ 
ルカリオの弱点を全て半減し、アローの苦手な岩に強い。2体とも先制技を扱えるので、お互いの刈り残しを処理することで火力不足を補え相性良好。

カバルドン
火力補助にピッタリの起点役。
ステロと砂でどんどんブレバ圏内まで押し込める。ルカリオと組ませたカバルカアローは昔はよく見た並び。 
ゴツメと木の実型どちらも試したが、木の実型にして積みサイクル仕立てにした方が強かった。

ナットレイ
相性補完が抜群にいい。ステロや宿り木で場作りすることで舞やすい環境を整えてくれる。テテフにも強い。

霊獣ボルトロス
苦手な電気・水タイプに強い。耐久のないアローを降臨させるボルトチェンジを扱えるのもポイント高め。

その他先制技持ち
お互いの刈り残しを始末できる。

その他ランドロスバンギラスなど

⭐終わりに

いかがだったでしょうか。弱体化によって軸に据えるのは厳しくなりましたが、
止めにくい積みポケや素早いポケを止められる点はとても魅力的だと感じました。皆さんも良ければ使ってみてね✨
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↑証拠置いときますね^^

☆使った構築
minoripoke.hatenablog.com

*1:例えばHDベースのアローはボルトスイクンを返り討ちにしてしまうほど

*2:ギルガルドカミツルギジャラランガアーゴヨン

*3:ルカリオでは崩しが不安定。特殊型は気合玉を当てなければならない。物理型は舞地震でもないと突破は無理。

*4:HPが少ないと水手裏剣で逆に縛られる

*5:最近のカバルドンは岩石封じ持ちは少ない

*6:持ち物が命の珠でも兼用できる

*7:ステロ等での削り・積んでいる・対面からの前提