ミノリぽけ♪のメモリーカード

ライバロリに憧れるルカリオ使いのブログ  ご気軽にどうぞ🎵

ルカリオをサイクル導入するワケ

この記事は個人の見解です。こういう見解もあるよーってことで。

この記事では私がサイクル構築でルカリオを使う理由、そしてなぜ物理のルカリオを使うのかについて書きます。きっとルカリオを物理で使う理由も、低耐久のルカリオをサイクルに組み込む理由も知らない人が多いと思うので。

本題に入る前に、ルカリオ入りの構築について触れる。


☆具体的な構築の組み方は下記の記事参照
minoripoke.hatenablog.com
minoripoke.hatenablog.com

ルカリオ構築の分類

ルカリオ構築は大きく2種類に分けられる。

1.非サイクル構築(=対面構築*1または展開構築*2

2.攻めサイクル構築*3

ルカリオというポケモンは耐久が低く、行動保証(保障)に乏しく対面性能が低いポケモンである。そのため、積んで突破できる範囲を可能な限り拡張しようとするか、サイクルを回しつつ味方との連携で一貫を作ろうとする2つの考え方が六世代から存在している。これがルカリオ構築が二分される理由だと思う。

⭐私がサイクル構築でルカリオを使う理由

さて、肝心の話題に入る。サイクルを好んで使う理由は4つある。

1.サイクル戦が好きだから。

2. 物理のルカリオが好きだから。

3.ミミッキュがストッパーとして君臨しているから。

4.蜻蛉やボルチェンと組み合わせることで、ルカリオで処理できる範囲をかなり増やせるから

⭐1.サイクル戦が好きだから

1番ストレートな理由。お互いがサイクルを回し、押したり引いたりしながらタイミングを見極めエースを通す戦法が大好き。

⭐2.物理型のルカリオが好きだから

サイクル戦を好むことと物理のルカリオを好むこと、なんの関係があるのかと疑問に思う人もいることでしょう。これには、物理と特殊の性質が大きく関わっている。そこで、両者の性質*4を確認する。なお、ここではコメパン習得で採用意義が薄れた両刀は考慮しない。

物理ルカリオの性質

・最高打点が命中安定のインファイト
・サブウェポンの選択肢が豊富にある
・先制技が2つある
・鋼技は命中に不安がある
・物理受けや威嚇で止まりやすい

特殊ルカリオの性質

・最高打点が命中不安な気合玉
・鋼技は命中・威力安定のラスカノ
・積んだ時の爆発力・止まりにくさは物理型に勝る
・技範囲が格闘と鋼だけになりやすい
・先制技は真空波のみ
・崩し性能が高い*5

・上記の性質から、物理ルカリオは特殊ルカリオに比べてサイクル戦適性*6が高いことが分かる。というのも、サイクル戦でダメージレースをする以上、最高打点が命中不安では話にならない*7。その点インファイトを押しつけていける物理は負荷がかけやすい。
 その上物理はサイクル中に交換読みで使えるサブウェポンが豊富に揃っている。
 さらに威嚇も交代すれば解除できる。
 以上の理由から、サイクル戦と物理ルカリオはマッチしていると考えている。

⭐3.汎用ストッパー*8としてミミッキュが君臨しているから

 かなり重要な理由。
 これは、ミミッキュが相手ではルカリオ側が積んでもほぼ確実にストップされることを意味している。積んでも止められて面白くないと感じた。
 しかし、これは対面に限った話であり、サイクル戦を仕掛け皮を剥げればルカリオ側が有利になる。
 また、補完の取れたサイクルを回すことができれば、スカーフ持ちにルカリオを止められることもある程度抑止できる。一貫する技がない状態にできるためである。
 したがって、七世代ではサイクルしてルカリオを通すことで1番ルカリオを活躍させられるのではないかと思っている。


 話が逸れるが、ガルーラやファイアロー、化身ボルトがストッパー*9を担っていた時代はそれが物理ルカリオの採用理由に直結*10していたのだが、それが消えてしまって悲しい。

⭐4.対面操作と組み合わせることでルカリオで処理できる範囲がかなり広がるから

例えば、ボルチェン+神速でゲッコウガをしばくことができる。このように、1+1=2ではなく、3、4とシナジー効果で構築のパワーを増幅できる
また、環境上位のポケモンに対してルカリオを絡めた選出ルートを用意すれば、ルカリオの選出率を飛躍的に上げることができる。物理型はサブウェポンの選択で範囲を変えられるため、この点でも物理が有利。

⭐まとめ

以上の4つの理由から、サイクルのルカリオ構築を好んで使うってお話でした。
サイクルルカリオ構築を使おうって方の参考になればいいな✨

*1:代表構築はカバルカリザミミ@2など

*2:代表構築はカバルカカイリュー、バンギランドルカリオアローなど

*3:ボルトランドルカリオロトムグロスヒレバシャーモサンダーナットレイなど

*4:参考。稚拙ルカリオについて(基礎編) - ミノリぽけ♪のメモリーカード

*5:物理では突破できないサイクルを破壊できる

*6:一方で、特殊ルカリオは積んだ際の止まりにくさ及び気合玉の受けにくさから、できるだけ交代をしない構築に向いていると考えられる

*7:せっかく有利対面を作っても、気合玉を外していたのでは全く負荷がかけられず努力が水の泡

*8:第六世代の積みストッパー代表はファイアローや化身ボルトロスだったが、第七世代では弱体化した彼らの代わりにミミッキュがこの役割を担っていると思っている。そう考えるとミミッキュは案外ちゃんと調整されているのかも?

*9:六世代はガルの猫不意、先制ブレバ、電磁波でストップすることが多かった

*10:上からインファイトで倒せる、神速でアローやボルトを縛り返せる