2021年からメガルカリオ構築を振り返る XY編
皆さんお久しぶりです。生きてます。
今回はメガルカリオ構築の歴史をまとめようと思います。
そういえばこのブログの名前ミノリぽけの″メモリーカード"なんですよね。そんなわけで、偶にはそれっぽいことを行っていこうかなと。あと回顧厨だからこれぐらいしか書く記事がない
完全に自己満足ですが、現在に活かせるモノはあると思いますし、得られる教訓もまとめるつもりですのでぜひぜひお付き合いいただけると嬉しいです。それでは本題へどうぞ。
☆目次
- ☆目次
- ☆この記事の構成
- ☆XY初期環境
- ☆カバルカカイリュー
- ☆具体的な動き
- ☆構築の中身
- ☆構築の強み
- ☆弱点
- ☆補完枠
- ☆XY中期環境
- ☆バシャーモサンダーナットレイ
- ☆バンギランドルカリオアロー
- ☆具体的な動き
- ☆構築のポイント
- ☆構築の中身
- ☆強味
- ☆弱み
- ☆補完
- ☆結末
- ☆その他
- ☆今回得られた教訓
- 〇あとがたり
- ☆次回予告
- ☆参考ブログ☆
☆この記事の構成
このシリーズではメガルカリオ構築がどんな変遷をたどってきたのか、当時の環境を振り返りながら見ていこうと思います。環境を見ていくのは構築を理解するのに必要だからですね。メガルカリオはXYから登場していたので、当然XY時代からUSUMまでを扱いますが、流石に長すぎるので本記事ではXY時代のみ取り上げます。反響があれば続き書きます
予定としては、
・XY編
・ORAS編
・SM・USUM編
・まとめ
・ルカリオが活躍できる環境とは?分析
に分割しようかなと。
ここで重要な注意点なのですが、筆者は第6世代終盤まで対人戦はエアプでした。(厳選したり動画見て情報を仕入れたりはしてたけど。)したがって認識や見解にズレや間違いがあると思われますが、その場合は優しくコメントなどで教えていただけると助かります。もちろん後になって調べた情報や当時の記事を参考にして、できるだけ丁寧に書くつもりですし、当時の環境から学べる教訓も書いていくのでご容赦ください><
とはいえ六世代からずっとルカリオ構築を研究してきてたから知識には自信あるんだけどね笑
↓私個人の単体考察です。よければこちらもご覧ください
☆XY初期環境
対戦周りのルールが一気に整備され、敷居が下がった。第五世代からの仕様変更も相まってポケモン対戦に春が訪れた時期。レート人口も25万人以上だったらしい。
当時のイメージは…
- メガガルーラが頭一つ抜けて強く、それを比較的安定して処理できることからゲンガーが少し遅れて評価される
- 上記二体に強いことからガブリアスが重宝される
- メガフシギバナがやけに過大評価される傾向あり(もちろん強いけどね)
- 第五世代のノウハウを色濃く反映した構築が多い*1
- 一般ポケモンではファイアロー、水ロトム、ギルガルド、マリルリが多い。マリルリはバナメタで最速太鼓+捨て身もいた。
- 先制技・優先度ゲー
- ニャオバシャガルーラ構築が流行る(ルカリオに関わるため後述)
- 受けループも一定数存在。インフレで逆風だといいつつ使う人は使う(この手の構築は固定で使ってる人が多いからどれだけ逆風でも0にはならないんだよね)。ざわーるど。
- 1メガ派と2メガ派の論争
こんな感じ。環境初期特有のカオスさがあり、多様なメガシンカを軸にした新しい構築が多く生まれた。*2
ここでニャオバシャガルーラ構築について触れる。この構築は、
という流れで動くバトンギミックの構築。一度バトンが通れば、ガルーラの二回攻撃でタスキや頑丈での切り返しを許さない。この性質のせいで六世代のタスキは高級アイテムだったとか*3。
そして、この構築をメタるために登場してくるのがカバルカカイリューである。
☆カバルカカイリュー
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 努力値 |
カバルドン | オボン | 岩石封じ | ステロ | 吠える | 欠伸 | HDベース |
メガルカリオ | メガ石 | インファイト | 神速 | アイアンテール | 剣舞 | AS |
カイリュー | ラム | 逆鱗 | 神速 | 地震 | 龍舞 | AS |
第五世代から続く起点構築の流れを汲む正統派積みサイクル*4。
下準備のプロであるカバルドンと、ルカリオカイリューの抜きのスペシャリスト2枚という構成。基本選出の強力さ、それ以上に構築のヒロイックさに魅せられたトレーナーは多いはず。上述のニャオバシャ構築は吠えるに弱いという弱点があり、吠えながら仕事ができるカバルドン+流した後ガルを上からワンキルできるルカリオにスポットがあてられる形となった。
☆具体的な動き
- カバルドンで起点作成。
- 死に出し(または交代で)積みエース二枚のうち、適切な方を出して舞う。
- 二匹目が倒れたら、もう一方を出しさらに舞って制圧する。
☆構築の中身
♢ルカリオ
この時期のルカリオは物理型が主流。理由は2つで、
①ガルーラを確実に葬りたいから。
➁ステロ+神速でファイアローを縛れるから。
技構成はインファ/神速/剣舞までが確定で、残り一つは地震/アイアンテールから選択。地震はギルガルドで止まりにくくなり、アイテは汎用性重視かつゲンガークレセリアやバナを強行突破するときによく使う。
♢カイリュー
持ち物の候補は多い*5が、ラムか命の珠が多い。ラムは鬼火が飛び交う環境*6で有用度が高く、逆鱗を使うこともあって腐りにくい。珠は抜き性能を高め、マリルリやギルガルドなどを舞地震で落とすために必要。技のラス枠は地震か炎Pで選択で、構築に合わせて決定される。
ちなみに、カバの砂や命の珠はマルチスケイルとアンチシナジーだと言われるが、実際にはそのようなことは少ない。なぜなら、砂はカバルドンであれやこれやしているうちに収まるし、砂や珠のスリップが入るころにはどのみち相手の攻撃で潰れていることが多いからだ。マルスケの役割は舞うチャンスを増やすことにあるので、ダメージカットした時点で十分仕事をしているといえる。
♢カバルドン
環境が全く固まっておらず明確な調整先も見つかっていなかったため多くの攻撃を耐えられるHDベース。岩石封じは後ろのサポートをしながら浮いてる挑発持ちに抗える*7。
☆構築の強み
♢起点相性の良さ
ルカリオとカイリューの相性が非常によく、お互いの苦手ポケモンを起点にすることができるので、積みリレーの形がとても決まりやすい。
具体例は
(1)ルカリオがスカーフ地震で倒れる⇒カイリューで起点に
(2)カイリューが逆鱗で倒される⇒ルカリオで起点にする など。
♢火力の高さ
適応力インファの火力はすさまじく、半減でもごり押しできるほど。六世代では通りがよく、体感毎ターンz技をぶっ放しているようなものだった。
♢パターン化された戦法
起点を作って全抜き。選出や立ち回りが事前に決まっているので楽かつ読みの負担が減る。対戦時間も短くレート向き。
♢豊富な先制技
先制技による縛り性能および削り性能が高いことに加え、構築の苦手を上から無理やり処理できるため潰しにも使える。安全にシンカする*8ためにも重宝する。
☆弱点
☆補完枠
上述の弱点を補うために積みのパーツを増やしたり、草や水タイプを裏選出として置いたり、別のメガ枠を設けたりなどのアプローチが見られた。具体的には、ギルガルド、ファイアロー、キノガッサ、ロトム、スイクン、ニンフィア、ゲッコウガ、(メガ)ゲンガー、カイロスなど。珍しいものではポリゴン2、ライコウなども。個人的に好きなのはスイクン。マンムーガルドあたりに強気に出れ、かつ積みの形を崩さずに自身が瞑想で勝ち筋になれるのが偉いと思った。時代が進むともっと選択肢*9が増えていくが、当時はこれが主流。
その後はシーズンの流行によって増減するが、メジャーな並びとして形を変えながら七世代まで残ることになる。
↑↑七世代で実際に使ってた構築。偽装構築ですが気になる人はどうぞ
☆XY中期環境
少し時が流れてXY中期。その前にここまでのメタゲームの流れをざっくりまとめると、
①ガルーラのメタとして期待されていたクレセリアとゲンガーがあろうことかガルーラに買収される。ドギラゴンバスターかお前は。月光乱舞での蘇生先としても◎
➁メガガルクレセ無双の対面*10+サイクルの攻めサイクル系環境に
③相性補完の良さに着目し、サザンガルドやクレセドランなどのサイクルも開拓され始める。ガルドを筆頭とする霊にクレセサザンなんかを合わせたサイクルパーティ環境
④舞メガバンギを筆頭とする悪高火力やメガギャラなどの積みポケ*11増えカオス環境
ここからシーズン3が開幕。
この時のイメージは
- グロ雪崩ガルーラが増加し、クレセリアを強行突破しようとする。51%で怯むの怖い。†無限の勝ち筋†
- バシャーモナイト解禁
- ガブリアスの拘り率が上がる。スカーフ、鉢巻。AD鉢ガブも登場。もちろんラム剣舞やタスキステロもいる。まさに主人公
- ゲンマリポリ2も使用率アップ
- 耐久型のアローもちらほらみるように
こんな感じ。黎明期から開拓期に移行し始めた感。
書いてて思ったけど、ガルガブの強さの一つには汎用性と崩し性能を両立でき、しかもどのルートでも崩せるところにあるのかな。対面性能を落とさずに手軽に崩しができ、役割集中*12で物理受けを突破するときに、グロウガルで荒らしてスカガブで一掃する、鉢巻/剣舞ガブでぶち抜いて猫ガルで〆る。のように、いくつかパターンがあって、それでいて選出段階では分からないというのが厄介。まあクレセとセットだと速い猫捨て身っぽいとかはあるけど。
話を戻して、このシーズンの大きな変化はメガバシャーモが環境に参入してきたことだろう。当初は珠バシャの方が強いという予想が多かったと聞くが、現実は耐久や素早さできちんと差別化が図られており劣化ということは全くなかった。やはり6世代最強メガ枠と謳われるガルとゲンガーに強いというのはそれだけで相当な価値があり、すぐに開拓が進められる。そうして、欠点をフォローするためにメガで伸びた耐久を活かしてサイクル導入する構築が現れ始める。このようにして結果を出した構築がバシャーモサンダーナットレイである。
☆バシャーモサンダーナットレイ
サンダーとナットで飛行や水の一貫を切りつつ相手を崩し、フィニッシャーにメガバシャを迎えたスタンダードな並び。宿り木やステロ、ボルチェンなどを使用してサイクルを優位に進める。加速で多くのポケモンを上から叩ける点が強みだが、天敵であるマリルリやアローには釘付けにされ無力なのでサンダーとナットレイを受け皿にすることでその点をカバーしている。非メガのバシャと違い耐久調整をする余裕があるので受け出しでサイクル介入していけるのもグッド。
- 因みに構築名は「バシャサンダーナット」派か「バシャナットサンダー」派かで議論の余地があると思います。が、元々はバシャーモをサンダーの後攻ボルチェンで降臨させる戦術に補完でナットレイが入ったという成り立ちであると認識しているため、今回は「バシャーモサンダーナットレイ」で書きました。
強者の構築記事と実況者の動画で大衆に広まったイメージ。この時期からゴツメサンダー入り*13が環境に増殖していった。そして…
☆バンギランドルカリオアロー
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 努力値 |
霊獣ランドロス | タスキ | 地震 | 岩石封じ | ステロ | 大爆発 | ASベース |
メガルカリオ | メガ石 | 気合玉 | ラスターカノン | 真空波 | 悪巧み | CS |
メガバンギラス | メガ石 | ストーンエッジ | 地震 | 身代わり | 龍舞 | AS |
ファイアロー | 青空プレート | ブレイブバード | 鬼火 | 剣舞 | 羽休め | HAS |
数の多いガルガブや増えたHBサンダーに強い構築として頭角を表した展開構築。石撒いて起点→全抜きの流れはカバルカと同じで、ランドからスタートしてルカバンギで暴れ、ゲーム終盤に起点相性の良いアローで一掃する。先ほどの構築との違いは最初から2メガで明確に役割分担をしている*14ことと、ルカリオが特殊に姿を変えたことである。
☆具体的な動き
①霊獣ランドロスのステロ+岩石封じで起点作成
②メガルカリオ or メガバンギラス で積み
③ファイアローが大掃除+スカーフじしんを起点にする
☆構築のポイント
♢起点役がランドロス
岩石封じでS操作ができ、大爆発で自主退場できる点が優秀。威嚇で後続の耐久を疑似的に引き上げながら起点を作れる点が他にはない強み。耐久はガルの猫捨て身耐えまで振る。
♢ルカリオが特殊
鬼火環境では特殊が動きやすいし、インファでは耐えられていたガブリアスも気合玉ならほぼ一撃*15で沈められる。さらに、止めに来るギャラやH振りサンダーもステロ+悪巧みで消し飛ばすことができるので、受けるのがかなり難しい。積んだときの止まりにくさは特殊型の方が上。
♢役割分担
ここでのミソは①弱点のタイプや一部の苦手ポケが被っていることと、➁それでいて切り崩せる範囲が異なっていること。
➁は、役割範囲の分担の話。ルカリオが苦手なギルガルド/ファイアロー/メガゲンガー/リザードン/サンダー/クレセリア/ボルトロスに有利なバンギラス、バンギラスを刺していきにくいハッサム軸/クチート軸/受け回しに強気に出られるメガルカリオ。この2体は攻撃範囲の噛み合わせがよく、片方を選出できない場合はもう一方が刺さることが多いので、ほぼすべての試合でメガのパワーを発揮していける。
①は、弱点をあえて被せることによって取り巻きで補完がとりやすくなり、パーティー編成が楽になるということ。この構築であればエースの弱点が地面・格闘と共通なので、そこに強い駒を置けばどちらと一緒に選出しても相性がいい並びを作れ、収まりも良くなる。
役割分担と苦手被りゆえに両選出したい場面も少なくでき、2メガで安定した構築を組む時には必要な考え方。特にメガを出せないだけで種族値100のディスアドから始まるポケモンバトルになるのでこの考え方は重要。
☆構築の中身
♢バンギラス
特徴的なのは身代わり。状態異常の予防だったり、地震と合わせてガルドとの択ゲーを有利に進めたり、ポリ2クレセをガン起点にして裏のガルーラごとぶち抜いたり*16と使いどころが多い。2ウェポンはメインのエッジ、それと補完のいい地震がテンプレだが、かみ砕くや冷凍Pを搭載してる人もいた。
♢ファイアロー
格闘やスカーフ地震を起点にする剣舞ファイアロー。持ち物で火力アップを図り多くのアタッカーを一撃で粉砕できる。鉢巻型と違い鬼火や挑発+羽休めによって自前で起点を作り出したり、舞で火力を底上げしたりと器用。カイリューとの違いはスカーフ持ちに縛られにくい点。あちらは神速こそあれ積んでも速いとは言えないのでスカガブに倒されてしまうトラブルが起こる得るが、こちらは常に一致技のブレバを先制で打てるのでそういった負け筋は生じない。†先制技は偉大†
技はブレバ+補助3つ(羽+舞+α)の構成が一般的だが、フレアドライブで突破力を求めたり、仮想的にあわせて鬼火と挑発を使い分けたりバリエーションに富む。アイテムに関しては珠かプレート(嘴)が候補で、仮想敵へのダメージやブレバ反動を考えるとプレートが有力だった印象。
実は七世代でもアローを使っていたが、着想はここから得ました。
☆強味
- ランドロスに対面有利なポケモンは削り+真空波でルカリオのメガシンカの起点になる。メガ進化させずに処理が難しい。
- バンギラス+ファイアローにそれぞれ強いサンダー+ハッサムなどの並びはルカリオが重い。HBサンダーもハッサムもステロ+巧みボールでワンパン。熱風も耐える。
- テンプレはあるものの、バンギの技範囲が広いので受からない。冷凍パンチまで考慮するとガブリアスで対面勝てない。(メガバンギはガブの地震ぐらいなら余裕で耐える。)
- 基本選出に気を取られすぎると裏に控えているキノガッサ、ニンフィアで詰む。
環境に刺さっており、当時は有利とれる構築がほとんどなかったとのこと。
☆弱み
- バンギは元が遅いためスカーフに弱い。
- ルカリオが特殊なためチョッキにも脆い。こちらからは不可視なのが脅威。
- 地面でステロ撒くので当たり前だが、水(ミトム、マリルリ、スイクンなど)やキノガッサ、マンムーが辛い。
- アローがいるとはいえ格闘が苦手。
☆補完
残りのスタッフにはモロバレル、スイクン、ライコウ、ニンフィア、キノガッサ、マリルリ、ロトム,ビビヨンが入ることが多い。ORAS期になるとジャローダも。余談だけどモロバレルはマリルリの太鼓叩きで死ぬので、持ち物なしが考察されてたらしい。
☆結末
環境に刺さっており高レートに使用者が複数いたことから手に取る者が増加し、環境を席巻する。しかし、その後は氷技搭載の最速ガルーラや凍える風ゲンガーなど対策が増えていき衰退していく。とはいえ、一世を風靡し歴史に名を刻んだ構築であるのは間違いない。
☆その他
♢ルカリザY
ルカリオを受けに来る物理受けやギルガルドをリザの超火力で焼き払い、リザより速いガブ、ボルト、アローゲッコウガをルカリオでしばく構築。正確な時期は不明だが、おそらくバンギランドルカリオアロー構築よりは前の時期だと思われる*17。我らがライバロリ氏がこの構築を使用。生放送中にレート2170近くをマーク*18し瞬間一位をかっさらい、たいそう盛り上がったとか。今ではすっかり定番の並びとして定着しているが、XY時代としては珍しい組み合わせで記事もあまり見当たらないため、その走りはこのあたりなのかもしれない。
☆今回得られた教訓
当たり前のことだろと思うかもしれませんがこういう視点もあるよねってことで。八世代の分析に使ってみてね
〇混沌とした初期環境ではやることが決まっている構築が強い
具体例はニャオバシャとカバルカ。七世代だと砂パとかも。読みようがない原始的環境では相手に合わせるよりゴリ押しでこっちの強ムーブをぶつける方が楽だし、ギミックを知らない人相手ならイージーウィンできる。新作で環境が変わった時の参考にしよう。
〇自分のメタであるはずのポケモンと親和性があるポケモンは強い
今回で言うとガルーラ。対策になるはずだったクレセリアやゲンガーを対ミラー用に取り込み構築を一段上のステージに引き上げた。ノーマルタイプ・万能なスペックで誰とでも組み合わせられるのが要因か。これは第五世代ではありえなかったことで、天候パ同士だと天候が喧嘩するためお互いが相容れることはなかった。この後もいろいろ取り込んで最強の座を確固たるものにしていく。この性質は7のマンダ軸にも見られることから、環境の覇者の条件のひとつなのかもしれない。
〇あとがたり
ちかれたよもお~~。ホントはルカリオ+耐久ボルトも書きたかったけど長すぎるから一旦ここまで。まだガルーラは強いけど最強だと判明してない感じがしたね。ルカリオメインで語るためにカットしてるけど、メガを軸にした新しい構築がたくさんあってこういう雰囲気好き!ってなった。この後はガルーラ最強なのが知れ渡っていくわけだけど、六世代の
不動の最強メガガルーラVSそれに挑むチャレンジャー
っていう構図がありえん好きだから、今からORASをまとめるのが楽しみ。
この感情分かる人おらん?ガルーラを〇すことに生きがいを感じるんだ
↓オススメ動画
続きは反響があればそのうち書きます。お疲れさまでした。
☆次回予告
†ガルーラの可能性は無限大†
xy終盤の環境の変化から。ボルトランドコントロールやクレセを乗り越えた203ガルーラ、アド取りの翁など、革命的なポケモン及び構築が次々に登場し、環境の大きなうねりの中ORAS環境へ移行していくのであった…
続く
☆↓↓この後流行る催眠ゲンガーの考察記事
☆↓ORAS期のバロ様動画まとめ。バロ様自身によって爆破された動画中心だからみて欲しいばろ~
☆参考ブログ☆
【極限に】挑発竜舞とみがわり竜舞メガバンギラスの比較【俺得】 - Peperon's Memo
はいたてきまいるーむ: バンギランドリオアローのここが強い。
xyレート初期から3期までの環境の変化 - エスパルがポケモン考察するらしい。 (hatenablog.com)
http:// 火力を上げて物理で殴る 〜カバルカカイリュー構築・一つの結論〜 - 酒気帯びインファイト (hatenadiary.org)
カバルカカイリュー+ゲンガーガッサスイクン[ポケモンXY、シングル] - はるやのぽやぽやブログ (hatenadiary.org)
積みサイクルについて - ぼんさいの気まぐれメモ (hatenablog.com)
*2:クチート、ギャラドス、ハッサム、ヘラクロス、ライボルト、カイロスなど
*3:ガルーラの前で仕事ができるポケモン以外はタスキを持ちにくい
*4:別名積みリレーとも。先発のポケモンで後続が積み技を安心して使えるように起点を作り、2匹目で積んで全抜きを狙う。もし2匹目が倒された場合、その倒した相手ポケを起点にして3体目で積んで全抜きを狙う。
*5:弱点保険、防塵ゴーグルなど
*6:ガルーラをはじめとした強力な物理アタッカー止めるために鬼火環境だった。ロトムやアロー、ゲンガーが代表的。
*7:ゲンガー、ギャラ、ボルトロス、アローあたりはちゃっかり浮いている。
*8:この時代だとシンカしたターンは素早さは上がらない
*9:化身/霊獣ボルトロス、ジャポトルネロス、ジャローダ、ギャラドス、ハッサムなど
*10:数的有利の状態を作り、相手が死に出ししてきたポケモンに裏2枚から有利なほうを出す。これを繰り返して残数でリードし、そのまま逃げ切る形で試合を運ぶパーティーのこと
*12:こちらのアタッカーに共通する受けポケに対して、二枚以上の攻め駒で集中砲火を行い過労死させる戦術のこと。
*14:カバルカは最初から2メガで組むというよりも、補完で枠を埋めていったら二枚目のメガが入ることもある、ぐらいの感じ。
*15:無振りガブリアス 90.7~107.1%乱1(96.7~113.1%の乱1)
*16:ステロ込みA216+1エッジで無振りガルに97.5%~112.5%入る。砂も考えればAS型なら倒せる。HAとかABは無理だけど
*17:ルカリオが物理受けに止められる想定で組んだ節があるため。
*18:ちなむとライバロリさんの六世代最高レートは2198。ソースはニコぽけ交流戦。