ミノリぽけ♪のメモリーカード

ライバロリに憧れるルカリオ使いのブログ  ご気軽にどうぞ🎵

メガルカリオ構築 自由枠@2考察 ~前編~

☆〈はじめに〉

こんにちは!閲覧ありがとうございます✨
 本記事では、私がよく使うサイクルベースのルカリオ構築であるカバ+ルカ+ボルト+カイリュー@2(以下、基本の四体と表記する)の、@2に当たる部分にスポットを当てて書きます。そのため主に残りの二枠に何が求められるのか、どう考えてポケモンを採用しているのか、を論じることがメインなります。それに関連して、構築を組む際に気をつける事なども散りばめておくのでお見逃しなく


↓↓過去記事を読んで型を知っている前提で書きますので、以下の記事も合わせて読まれる事を推奨します(^^)
minoripoke.hatenablog.com
minoripoke.hatenablog.com

☆↓るかりんくんが本記事のさらなる考察を書いてくださりました!ぜひ立ち寄ってね☆
poke0969er-sh.hateblo.jp

この記事を書いた理由

 私事で恐縮なのですが、私はしばらく“勝つためのポケモン”はお休みするつもりです。それによる思考の整理が1つ。2つ目に、頭の中を記事にし可視化することで、これからルカリオ構築を使う人の参考になればと思ったからです。
 ところで、最近のルカリオ入りのパーティーはほとんどが対面構築ですよね。七世代に入ってからはそればかりが開拓されていると感じています。私はそれを少し寂しいことだと思っています(対面に比べて、サイクルだと経験値が必要だから難しいのは分かる)。サイクルベースのルカリオ構築も一緒に考えてくれる人が増えたらいいな、という気持ちが最後の理由です。(サイクルルカリオを考えている人は本当に少ない………)

~全体の構成~

最初に@2に求められる条件を列挙する。その後に、条件を満たすポケモンを考察していく、という形で進める。構築を組むとき考えてることを感じて、一緒に構築を考えて欲しいな…✨

☆①~@2に求められる要素~☆

必要な要素を列挙するが、全てを満たしている必要はない。(というより全て満たすのは不可能)

カバルドンの処理方法

物理のルカリオではカバを突破するのが難しいので対策なしだと詰まされる可能性がある。バンギ使ってた時は強行突破してたけど絶対やめましょう。ぶっちゃけ記事公開したせいで草結び通らなくなったのが原因なんですけどね

-鋼枠(=対テテフの駒)

基本の四体*1ではテテフ@スカーフに手も足も出ないため、受け出しできるポケモンが絶対に必要である。鋼以外でも受けられるなら可。

- の一貫を切れる枠

“基本の四体”では炎と水の通りがよすぎる*2。それぞれ別に対策が欲しい。そうすると水・竜・炎・岩・草のタイプに限られる

崩し性能(マンダガルド・ドヒド絡み)

物理型のルカリオではガルド入りドヒド入りの受けサイクルを崩す事は難しい。マンダガルド、ポリ2+グライ+ドヒドorガルドで詰むのを避けるために、対策を崩し枠を入れておきたい*3

キノガッサ対策

胞子で1匹持っていかれてしまうのはよろしくない。安易に草タイプで対策するのではなく、寝言やいびき等*4を上手く使って対策をしたい。

エース性能

ルカリオを選出できない場合、素早さが足りずどうしても後手に回りがち。上から殴って勝負を決められるエース的な枠も欲しいと感じた。

ゲッコウガの処理ルートの確保

“基本の四体”では、2体がかりでゲッコウガを処理する。しかし、毎回都合が良い選出ができるとも限らない。そこで、タイマン張れるポケモン*5を入れたり、先制技で処理できるポケモンを増やす*6ことも重要だと感じた。また、ある程度ゲッコウガの型を読むプレイヤーの“観察眼”も必要*7

ステロ要因

サイクル内でステロを撒けるとルカリオの通しやすさが段違い。ルカリオの射程内に落とし込みやすくなる。

ジャラランガ対策

フェアリータイプを採用するのが手っ取り早いが、フェアリーは構築内で役割が曖昧になりやすい*8。そのためフェアリーに頼らない対策も探す必要がある*9。因みに、私の構築に入りうる可能性のある妖タイプはサイクル適正のあるブルル*10やレヒレなど。

☆①まとめ

上記の内容をまとめると、@2は鋼枠+自由枠という構成になる。また、

炎と水に強いつまり、水・竜・炎・岩・草のタイプに限られる。
>崩し性能が高い
というのも、外せない要素である。

☆②~候補ポケモン~☆

上記の要素から入りうるポケモンを書き出す。(これは私が見つけた一例であり、読者の皆さんにもぜひ開拓して欲しい。)

☆対テテフ枠☆

- ギルガルド

個人的に最強の鋼枠。HDでテテフ受けを安定させるもよし、舞や毒で崩しをするもよし。汎用性と誤魔化し性能が素晴らしい。炎も水も通すのが弱点。*11カプ・レヒレと組ませるとガッサにも抗える。

- テッカグヤ

安定感はトップクラス。テテフから役割破壊を受けにくく、宿り木などのHP管理もでき優秀。弱点はガルドと同じく炎と水に弱く、自由枠の選択肢が少ないこと。飛行枠を兼ねさせたいならカグヤを選択しよう。

- ナットレイ

個人的に最も推している鋼枠。
ステロ・鉄トゲでルカリオのサポート性能に優れ、ガッサの胞子の一貫も切れる。水に強い鋼というのも特徴で、自由枠の選択肢を拡張できる*12。痒いところに手が届く性能があるため毛嫌いしている人もぜひ試してみて欲しいな✨点は役割破壊をされやすいこと。HDベースで積む型は受けながら低速を潰せてけっこう強かった。

- ヒードラン

炎に強い異色の鋼枠。マグスト挑発による崩し、ステロ撒きなどいろいろこなせる。炎に強いため、自由枠を広く取れる事も強み。弱点は役割破壊を受けやすいことと、水に隙を作ってしまうこと。

- ドリュウズ 

テテフを受けながらサイクルを破壊できる鋼枠。持ち物は木の実orチョッキ。役割の圧縮*13を狙えるのが最大のメリット。他には、自然に運勝ちできるのも大きい*14欠点は浮いてるポケモンに受けられると後手に回りやすいこと。

- エンペルト

欠伸やステロの小技が偉い鋼枠。水に強いのがとても偉い。カバルドンと受け回す場合に相性が良いのも評価点。
欠点はテテフへの遂行が遅く、無理矢理押し込まれる場合があることと、気合い玉が痛いこと。
 

- テテフ@チョッキ  

テテフ対策のテテフ。
スカーフテテフに後出しから高い火力で切り返していける点が魅力。
ボルトのチョッキをこちらに渡すのも一考。耐性がイマイチなのと、ルカリオ先制技とアンチシナジーなのが痛い。(本構築はルカリオの神速による処理を前提に組まれているため)

 

- ベトベトン@木の実

テテフを鋼以外で受けられる珍しいポケモン。はたき落とすや3色Pなど技も豊富でカスタマイズ性能が高い。欠点は鋼タイプほど耐性が多くないことと、残りの自由枠が縛られることである。

- HDカプ・ブルル 

フィールドを張り替えることでサイキネの威力を下げ、受け止める事ができる*15。火力も十分あり、後述の欠点を解消できればかなりいい線行くと思う。弱点は構築単位でメタグロスが重くなること。ブルルのフィールドのせいでカバのゴツメで削っても回復させてしまい、ルカリオ圏内に落とし込む事が難しくなる

- カビゴン

木の実込みで受かるならあり。
技も優秀だがエスパー等倍でテテフ受けはあんまりやりたくない…

- HDクレセリア

テテフを受けつつジャラランガの対策にたどり着いた謎のポケモン
z月の光(HPが回復するz技、持ち物ならなんでもいい)で挑発を無視しながら回復して受けきる。トリルからの切り返しもできる点が強そうではある。

*1:カバルドンルカリオボルトロス,カイリュ~ーのこと。

*2:カイリューはサブで弱点を突かれるため不安定。マルスケや半減読みで強引に受け出し、誤魔化せる程度と認識して欲しい。

*3:ex.)竜舞zバンギラスなど。

*4:技が余りがちなポケモンに入れると汎用性を損なわない

*5:例:カビゴンポリゴン2

*6:例:マリルリなど

*7:例えば、リザードンと同居している場合はめざ炎の確率は低いなど。

*8:電気や地面の一貫を切れるわけでも、エスパーの一貫を消せるわけでもない。

*9:例:ファイアロー,HDクレセリア,z黒い霧など。

*10:HDならテテフも受かる

*11:=自由枠が竜か水に限定され、選択肢が狭い。

*12:ラス1の駒が炎にさえ強ければよいため

*13:テテフを受けながら崩しの仕事もできる。

*14:基本の四匹では、狡い要素がほとんどない。

*15:ただし、特化眼鏡サイキネは運が悪いと2発耐えない。特化してるやつ少ないけど。